• 3010月

    Accuphaseのプリアンプ「C-200L」はとても満足していたのですが、めったに出ない「C-280L」の出物を見つけて入手してしまいました。

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    C-200Lを導入した理由はフォノイコライザーの優秀さにあったのですが、C-280Lはその少し後のハイエンドモデルということもあり、フォノイコライザーもそうですし、その他もやはり非常に優秀なプリアンプで、その性能は現在でも十分すぎるほどのものがあると感じています。
    全段バランス構成もそうですし、左右独立電源といったコンストラクションもそうですが、やはり当時のアキュフェーズが技術の粋を思う存分発揮した製品というところが大きいのではないかと思います。

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    やや傷が多めでメンテナンスも未実施というのは店員さんからお聞きして承知の上で購入しましたが、たしかにフロントパネルなどに傷は多いものの、動作は全く問題ありません。
    C-200Lからリプレースして早速聴いてみると、透明感と静粛性の高まりが著しいことに驚かされました。
    C-200Lの大らかさも少し前のアキュフェーズの味付けで魅力ではありますが、一度、C-280Lを体感してしまうとその情報量の違いに後戻りはできませんね。

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    全体の動作確認が必要ですし、バランス構成で真価を発揮するのでCDPはバランスもアンバランスも確認しましたが、アンバランスでも十分に素晴らしいものです。
    カタログにも書かれていますが、アンバランス入力でバランス出力、あるいはバランス入力でアンバランス出力の場合はゲインが高くなるので、双方つないで比較する場合は音量差に惑わされがちですが、接続方法よりもケーブルの違いや、両出力を使うデメリットなどが目立つくらいでした。

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    C-200Lはゲインが高すぎてボリューム操作がしづらくて困るところがありましたが、C-280Lも現在のプリアンプと比べればゲインは高めです。
    ただ、音量が小さくても有り余るほどのエネルギーを秘めた恐るべき底力を感じて、ここまで違うのか、と驚かされました。
    さきほどのケーブルの件もそうですが、他の部分のボトルネックが色々見えてくるからオーディオは恐ろしいものです。
    CDでの音質向上が大きいかと予想していましたが、フォノイコライザーもやはり別格で、曖昧さが微塵もない高品位さを体感しました。
    カートリッジの違いが明瞭になりますし、プレーヤーやアームの設定などがはっきりと表れてきます。
    またC-200Lで判明した電源トランスの唸りですが、C-280Lでは全く唸っていません。
    うちの電源環境に限って言えば、やはりトロイダルだと出ないようです。

    私にはちょっと贅沢過ぎるくらいのプリアンプで、レコードとCDを高い次元で両立できるという点で、私の中では現状、これ以上のプリアンプは存在しないと言っても良いでしょう。
    もちろん現行モデルも含めて上を見ればキリがないのでしょうけれど、今の環境では機材強化はここで打ち止めかなと。
    もちろんC-200Lはしっかり活躍の場があっての選択でして、早速リビングに移動させました。
    こちらのほうは映画なども楽しめるような環境へと、徐々に強化していく予定で考えています。
    機材はほぼ揃ってるので、どちらかと言うとラックや模様替えなどのほうが主体になりますけどね。
    C-280Lを入れた「仕事部屋」のほうも音傾向が変化したこともあり、これからチューニングを進めていこうと思います。

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    2016/10/30 12:00 pm | Accuphase C-280L はコメントを受け付けていません。

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