• 178月

    左右の偏りの原因を調べた時にB&W Matrix 802 Series 2のヘッドユニットとの接続部の接触が疑われたのもあって、端子クリンのφ1極細クリーナーキットをゲットしてみました。

    フォロワーさんが真空管のプラグやピンの清掃に使われていて非常に効果が高そうだったのも導入した理由です。
    セット内容は以下の通りとなっていて、φ1細穴クリーナーだけでなく、ひと通りのオーディオ端子系のものが揃ってるのも便利です。

    φ1細穴クリーナー×4個
    RCAジャックφ1細ピン用×2個
    SPバナナ用×1個
    コンセント、プラグ用×2個

    RCAやコンセント用はオーディオイベントで体験版をいただいて使ったことがあり、これもかなり効果的でした。
    綿棒や紙などと違って内部に破片が残ってしまうようなこともないのが良いですね。
    もちろんあまり無理に回転させたり長期間使い続けたりすれば良くないので、わりとぶ厚めな付属の説明書をちゃんと読んで使うことをオススメします。

    φ1細穴クリーナーについてはアンテナ端子や真空管、トーンアーム周りなどのDINプラグなどで使用が薦められています。
    たしかにちょっと年季が入ったトーンアームケーブルではかなり効果がありそうですね。
    私の場合はやっぱり先日のスピーカー内の端子で使ってみることにしました。

    小さめで綿棒は入らないですけど、この細穴クリーナーは楽々入っていきます。
    写真には写してないですがこの反対のオス側の周囲も同様に清掃して、スッキリです。
    汚れ具合は前回、ECI-50と付属の細い綿棒で清掃済みでしたから、それほど汚れは残っていませんでしたけどね。
    あとはバナナプラグもついでにクリーニングして完了です。

    見た目からするともっと安くても良いような気分になるところはありますが、その効果は下手にケーブルを買い替えたりするより余程効果が大きいケースも多いと思います。
    私はECI-50と併用していますが、オプソルではスリーボンド電子機器クリーナーとの併用が推奨されています。
    接点復活したい場合とクリーニングのみで、うまく使い分けるのが良いかもしれません。

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    2017/08/17 12:00 pm | No Comments
  • 168月

    α7用にメモリカードを追加しておこうと、Sandisk Extreme Pro 32GBを入手しました。

    てっきり64GBを注文したつもりでしたが、考えてみればExtreme Proですからそんなにお安いわけがないですね。
    UHS-Iなら別に良いかなとも思いますけど、なるべくなら速いカードのほうが良いのは間違いないですけど、反面、このカードは偽物が多いらしいのが…。

    このカードもかなりグレーゾーンかなぁと思いつつ入手しました。
    一応、ケースの感じやSDHCになってる(偽物はSDXC表記だったりするらしい)ところからすると大丈夫なのかな?

    それでもまだ疑いは完全には晴れないので、付属していたRescuePRO Deluxeの1年間のサブスクリプションライセンスを試してみました。
    このシリアルが無事に正常処理されてMacにアプリもインストールできましたし、さすがにこれなら本物だと考えて良さそうです。
    本来ならまともなルートで購入したほうが良いのでしょうけど、お値段が全然違いますし…。

    ちなみにα7だとRAW+JPEGでもこれで1000枚弱撮れるようですから容量は十分です。
    Transcendの64GBのは本来のPCM-D100に戻しておきました。
    容量が必要な時はこれも持ち出せば良いでしょう。
    α7がWi-Fi機能搭載なのもあって、FlashAirはもう買い足さなくて良いかなぁと思ってるところです。
    偽物がほぼ作成不可能だろうという点からすると、FlashAir W-04を選ぶのも賢明かもしれませんけどね。

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    2017/08/16 12:00 pm | No Comments
  • 158月

    先日、「Accuphase Special Sound Selection 2」をゲットしたばかりですが、機材の調整に重宝しているのでいつか3も欲しいなぁと眺めていました。
    するとかなり安めになってるものを見つけたので入札してみると何故かあっさり落札できてしまいました。
    そんなわけで「Accuphase Special Sound Selection 3」が手元に…。

    今回は新品未開封で、2はSACDハイブリッド盤でしたが、今回の3はCDとSACDシングルレイヤーの2枚組となっています。

    2枚組といっても内容は同じなんですが、どうやらマスタリングは個別にされているそうで、たしかに聴いてみてもCDのほうは16bitの中で力強く、SACDのほうはより情報量豊かに穏やかなマスタリングがなされているように感じます。

    今回はキングレコードからの抜粋といった形で、あくまで私が感じるところではありますが、曲目としては2のほうがチューニングしやすい抜粋のされ方かなと感じます。
    今回のもののほうが普通に聴いて楽しみつつ確認するような位置づけかと。
    それでもリベルタンゴなどはなかなかオーディオマニア好みの演出が入った楽曲で、ついアルバムが欲しくなったほどです。
    残念なことに市販のほうはCDのみでSACDで出ていないようなのが残念ですけど…。

    あとは以前も書いたように入手性が良くなくて、どうしてもプレミア価格(そもそも非売品)になってしまいがちなのが難点でしょうか。
    試聴会などでプレゼントされたり、店舗でAccuphase製品を購入した時にオマケで貰えたりするようですが、これなら普通に買いたい方も結構多いのではないかと。
    ちなみに今回は2枚組ですし、CDのほうは父親に譲ろうかなと思ってるところです。
    あとは1が入手できてませんが、さすがのAccuphaseマニアでもそろそろ良いかなぁ。
    そう言いつつも一応ウォッチはしておきますけどね。

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    2017/08/15 12:00 pm | No Comments
  • 148月

    ヤシコンプラナーをゲットしてその装着先となるカメラですが、最終的には無難(?)にSONYの35mmフルサイズミラーレス「α7」に決めました。

    このシリーズでは初代で手ぶれ補正がないのがやや難点ですが、D600でだいぶ慣れましたし同じくらいの高感度耐性もあるだろうと判断してα7にしました。
    メイン機を移行するつもりならD600超えの価格も厭わないところですけど、FEレンズはなかなかのお値段ですしね。

    とりあえず純正のレンズは無しで、このパターンはNEX-5の時と同じです。
    マウントアダプタは手持ちのがMマウントとコニカARマウントのが見つかりましたが、ヤシコンは見当たらなかったので安いわりに良いと話題になってるらしい「K&F Concept」のにしました。
    たしかになかなか作りが良くて、以前買ったものよりだいぶしっかり作られている気がします。

    35mmフルサイズで約2430万画素というのは今となっては平凡なスペックですが、EVFも見やすいし背面液晶もそこそこキレイなのでMFも十分できます。
    もちろんピーキング表示やズーム機能(C3に割り当てました)も併用して、ですけども。
    ちなみC3キーは傾斜が付いてなくてちょっと押しづらいですが、そこはα7IIではどうやら改良されてるようです。

    ファームウェアは届いた時点で3.20と最新になっていましたので、リモートアプリを更新した程度です。
    そもそも買ってからWi-Fi機能があることを知ったくらいですが…。
    高感度での色再現は以前持っていたα37に似た雰囲気があって、ISO6400は常用が厳しい印象です。
    ISO AUTOにして、最高感度はISO3200に設定しておきました。

    Planarの描写もなかなかですが、意外にMマウントアダプタにフォクトレンダーのMLリング経由で付けたCanon 50mm F1.8の描写が良くて驚きました。
    Mマウントだとあんまり寄れないですけど、最近はヘリコイドが付いたマウントアダプタも多いし、K&F Conceptからはエキザクタも出たようですから、徐々にマウントアダプタは揃えていこうかなと。
    肝心の純正レンズのほうはまだ迷っていて、順当にいくとOSSの付いている標準ズームかなとも思いますが、LA-EA4でミノルタ時代のレンズを使うのもα700の後継機として良いのかなと考えたりしています。

    しばらくは手持ちのレンズとマウントだけでも結構遊べそうですし、慣らし運転しながらじっくり狙っていこうかなと思っています。
    むしろ課題はそっちよりも被写体のほうでして、越してきてまだ時間が経ってないこともあり、近所の撮影スポットがイマイチ見つけきれていません。
    ただ、愛犬や家族などもなるべく撮っておいてあげたいなと思いますので、以前ほど気負わず気楽に楽しめたら良いなと思ってるところです。

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    2017/08/14 12:00 pm | No Comments
  • 138月

    このところフォノカートリッジを調べていて、そうでなくても狭いオーディオの世界でカートリッジはさらに小さな分野なのだなと感じるところが多くありました。
    そこで現在活躍しているブランドがどこを起源としていて、どういったところにOEMしてたり協力関係にあるのか、分かる範囲でちょっとまとめてみることにしました。
    直接面識があるわけでもないので間違い、勘違いがあるかもしれませんが、その点はご了承・ご指摘いただければ幸いです。

    古くからのカートリッジブランドというとオルトフォン、SHURE、日本ではオーディオテクニカ、DENONなどがありますが、さすがにその源流までは追いきれません。
    一方、多くの高級メーカー、言い換えればガレージメーカーっぽいところはGraceを起点にしているところが多いと聞きます。
    有名なところではIKEDAの池田勇氏はGraceやFRに所属されていたはずです。

    SUPEXもGraceとは兄弟関係で、SUPEXはLINNの初期のカートリッジを生産していたりしたとされています。
    そんなSUPEXからの流れというと、光悦、ShelterやMUTECHなどがそうですね。
    マイソニックラボの松平吉男氏もSUPEXをはじめ、アントレーやオーディオクラフトなどに在籍されていました。
    ちなみにTechDASのカートリッジはどうやらマイソニックラボの製造によるものみたいです。

    ZYXはオルトフォンのMC20などを設計された中塚氏で、並木宝石にも所属されていました。
    並木宝石もカンチレバーやスタイラスなどでいろんなメーカーに関連していることと思います。
    流れとしてやや珍しいのはハイフォニックで、こちらはDENONからの独立です。
    オーディオテクニカからの派閥というのはあまり耳にしませんが、機構部分はOEMしたりされているようですね。

    OEMでは元々有名だったというところも多く、エクセルサウンドやPhasemationなどがそれに当たります。
    そんな中でよく分からないのは私も先日入手したLYRAで、流れが不明ながら、現在はLINNのカートリッジを製造しています。
    ちなみにOEMだからといっても音傾向まで同じというわけではなく、依頼元の音傾向に沿って作るケースがほとんどでしょう。

    他にもベンツマイクロはスイスのブランドですが、今はどうだか不明ですが製造は日本だった?という説があったり、オルトフォンもかなりのものが日本製造だったりと、カートリッジの分野での日本の強さが非常に目立ちます。
    MCカートリッジの場合、あまり大規模な機材が必要なわけでもなく、かと言ってきめ細かい作業が大切だからなのでしょうか。
    それでもどこも後継者が少ないのは他のモノづくりと同様だと思われますが…。

    他にもダイナベクターやサテンなどはどういう流れだろう?とか、漏れたブランドもあると思いますが、こうやって眺めてみるとなかなか面白いものです。
    個人的にはClearaudioのヘッドシェルがオルソニックにソックリなのはナゼ?とか、まだまだ気になるところはあるので、たまに情報収集してみたいなと思っています。

    Filed under: Audio
    2017/08/13 12:00 pm | No Comments
  • 128月

    さだまさしさんが2年ぶりのオリジナルアルバム「恵百福 たくさんのしあわせ」を9/6にリリース予定だそうで。

    去年も出してた印象があったんですが、オリジナルじゃなくて永六輔さん絡みのものでしたね。
    グレープ時代から通算44枚目のオリジナルアルバムだとか。
    もちろんそれ以外にもトーク集とか色々出しているものは入れずにですから、44枚ってのはスゴいですね。
    ちなみにうちに何枚あるかな?とざっくり勘定してみたら31枚は持ってそうです。
    その中から5枚挙げるとしたら、この辺りかな。

    夢供養
    印象派
    風のおもかげ
    すろうらいふすとーりー
    第二楽章

    夢供養や印象派はちょうど聴き始めた(さすがにややリアルタイムではない)当時のアルバムで思い入れがありますし、「すろうらいふすとーりー」はマイナーだと思いますが再び聴くようになったきっかけでした。

    コンサートも誰よりもたくさんやっていらっしゃいますが、5月には喉の調子を壊して公演もいくつか順延されてました。
    だいぶ無理して録音・リリースされるようですが、たしかにアルバム発売は楽しみではあります。
    収録曲は以下の通りとのこと。

    01. 約束の町
    02. つばめよつばめ
    03. ガラパゴス携帯電話の歌
    04. GENAH!
    05. 詩島唄
    06. たくさんのしあわせ
    07. 秋蘭香
    08. 避難所の少年
    09. いにしへ
    10. 潮騒

    そういえば「風に立つライオン基金」についてもニュースになっていましたね。
    公益財団法人の認定を受けたんだとか。
    実を言うと「風に立つライオン」はさほど好きな曲ではなかったんですが、「風の軌跡」のバージョンはなかなか良いなぁと思いました。
    小説も映画も観てませんけど…。
    今回もシリアスな曲から変なコミカルなものまでいろんな曲が収録されてるようですし、お気に入りの曲ができることでしょう。
    SACDとかハイレゾ配信もできたらやってほしいですが、古いアルバムはリマスターで配信されてるものもありますので、懐かしいなぁと思われる方は購入されてみるのも良いかも。
    私は古いのはレコードで聴きますけどね。

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    2017/08/12 12:00 pm | No Comments
  • 118月

    カメラ類をあんまり扱ってないお店でCarl ZeissのMFレンズ「Planar T* 50mm F1.4 AEJ」を見つけたのでゲットしてみました。

    フィルムカメラに傾倒している時もお値段などで縁がなくてF1.4のほうは手に入れてなかったので、かなり気分が高まりました。
    いわゆるヤシコンレンズで、手持ちのもすでにほとんど手放していましたが、ボディは残っていたのでCONTAX RTS2を掘り出してきました。

    不具合は特になく、店員さんも「コレ、カメラ店だと数万円するやつですよね」なんて言っておりました。
    分かってるならそのお値段で売れば良いのに…とも思いましたが、専門店でもなければ売れないんでしょうねぇ。
    さらにリバースアダプタやCONTAX純正のUVフィルタまで付属してましたし。

    この機会にRTS2も動作確認をと思いましたが、入ってた4LR44は電池切れだったのでまずは機械シャッターでレンズの絞り動作を確認。
    さらにLR44を4つとアルミホイルで即席作成して電子シャッターも問題なく動いてくれました。

    CONTAXも一時期ほどの高騰ぶりは収まったようで、そういう路線では改めてゲットしてもそこそこ入手しやすそうです。
    ただフィルムで撮るか?となると、この地域では現像もしづらいし、そもそもカメラ店がほとんどない状態が厳しいです。

    そうなるとマウントアダプタで…となるわけで、オーディオも一段落したし、ちょうど良いタイミングかなと。
    現状もマイクロフォーサーズやソニーEマウントのAPS-Cはありますが、後者のα5000はツマに使ってもらってますから、何か別を考えることにしました。
    当初はX-M1やEOS M2くらいで良いかなぁと思ってましたが…。
    ま、その辺りは後日、記事にしたいと思いますが、どうやらカメラ趣味もちょっと復活しそうな勢いです。

    Filed under: FilmPhoto
    2017/08/11 12:00 pm | No Comments
  • 108月

    おそらくここ数年で最後の大物になるであろう、LYRAのMCカートリッジ「Helikon」が届きました。

    Accuphase AC-2はとても気に入っているのですが針交換ができず、これをメインに据えるのはちょっと怖いなというのがキッカケでした。
    当初は開発者が同じと思われるZYXを狙っていて、AmazonでR100 YATRAを注文してましたがこれがキャンセル(たぶんダメだろうとは思ってましたが)されました。
    次はR100-2やUltimate 100を狙おうかとも考えましたが、これも届かなかったり納期が遅い可能性が高く、特にUltimate 100は実際のユーザーの声がまだほとんどないので躊躇してしまいました。

    そんなタイミングで以前から気になっていたBENZ MICRO ACE-SLを見つけて注文したのですが、これがまたお店の梱包ミスでケースの中でカートリッジが暴れ回った状態で届くという…。
    ベンツマイクロは針カバーがないので、梱包とその後の保管方法の相談もしておいたのですけどねぇ…。
    改めて調達となるとこれまた納期が不明ですし、やっぱりZYXか?と思っていたところに見つけたのが今回のライラ ヘリコンです。(経緯が長い…。)

    こちらはしっかり外箱、内箱と入っていて、針カバーもありますから安心です。
    ただHELIKONはすでに廃番ですので針交換するとKleosで、お値段も納期も購入場所も大変ではありますが、LYRAはやっぱり憧れの存在でしたからね。

    早速、あらかじめ入手しておいたマイソニックラボのヘッドシェルに装着し、基本は押さえつつもそこそこにセッティングして、まずは聴いてみました。
    いちばんのポイントは針圧で、1.6〜1.75gでそれを超えてはいけないという、かなりシビアなものです。
    SAECのWE-407/23は自動針圧増加の仕掛けがありますから、それによる針圧付加を考慮して1.65gにしておきました。
    針圧自体は針圧計があるおかげでかなり正確に合わせられるので助かりました。

    あとはカートリッジをヘッドシェルにしっかり平行に取り付けることが重要だそうですが、マイソニックラボのシェルは穴が3連で開けてあるのでいちばん手前の穴に通すと斜めにはなりづらい構造で助かります。
    その分、オーバーハングは細かく調整できませんが、たぶんほぼ良い感じになってそうです。

    早速、いろんなジャンルのアルバムを聴いてみましたが、とにかく音の厚さ、勢い、生々しさ、全てにおいて段違いだなというのがファーストインプレッションです。
    余計な余韻が皆無な分、全てが音楽で満たされるようです。
    カートリッジだけでなく、ヘッドシェルも相性が良いような印象で、Accuphase AC-2にも付けたくなりました。

    カンチレバーはボロンで、針カバーを付けてない時はとにかく無防備で、いまだに指掛けを持つ時は恐る恐る触っています。
    調整はまだまだあまり追い込んでおらず、ひとまず負荷インピーダンスは切り替えてみましたが、それぞれに良さがあるのかなという感じです。
    内部インピーダンスは5.5Ωと低いですが、負荷抵抗は100Ω~47kΩと指定されています。
    中高域にややピークが出る傾向はあるものの、鮮烈さを活かすには100Ωが良いようですし、10Ωだと自然な穏やかさと両立してきます。
    30Ωはその中間ですが、今のところはピアノのリアルさが出ている気がして100オームにしています。

    それにしても発売当時でも17万、その後は23万といった値付けという高級カートリッジですが、正直それだけの価値はあるなというのが手にしてみた感想です。
    やはり入り口がしっかりしていなければその後ではどうしようもないですし、現代的過ぎて古い盤に合わないというご意見もいただきましたが、C-280Lのフォノイコライザーでは特に強くそれを意識させられるシーンは多くありません。
    もちろん盤に入っている情報を余さず引き出してきますから、当時のエフェクタの質や録音ミス、オーバーダブなどの粗が見える部分はないわけではありませんが、それも含めて当時のマスターテープを聴いているような感覚を味わえるように感じています。

    ちなみにライラ自体はMADE IN JAPANでして、Jonathan Carr氏が設計、三島敬宣氏が製造に携わっているとされています。
    他のカートリッジブランドと比べると出自が分かりかねる部分がありますが、登場とともに人気を博した理由も分かります。
    その後の高級(というか高価)なカートリッジがたくさん登場する原因にもなったのでしょうけれど。

    Accuphase AC-2と同じ楽曲を録音比較もやってみました。
    特性で見るとやや低域が出ていて高域はそこまででもない感じで、あまり差は分かりません。
    FLACのファイルサイズで言うとAC-2のほうが大きいくらいですが、聴感で判断した限りではAC-2はやや倍音成分が付加されたような味わいを持っています。
    またHELIKONはセパレーションがとても良く、それは特性だけでなく楽器の分離や演奏や場の雰囲気などの細やかな情報もしっかり引き出してくれているように思います。
    やや解像度過多なので「温かい音」をレコードに望むと痛い目に遭いますが、AC-2と併用するにはとても良いチョイスだったと思います。

    これで機材は固まりましたし、あとは楽しい音楽の時間が待っています。
    細かな調整もやっていくと思いますが、まずは針を大事に使って、将来的に可能ならばKleosへの針交換も視野に入れつつ愛用したいと思います。

    Filed under: Audio
    2017/08/10 12:00 pm | No Comments