• 248月

    赤米夕方、近所の神社に
    湧水を汲みに行くと、
    ひときわ赤い稲の穂が。

    これって、素人判断ですけど、
    きっと「赤米」ですよね?

    「赤米」は、玄米の色が赤褐色な、お米で、
    コメのル一ツで、赤飯の起源と考えられてるそうです。

    果皮や種皮の部分にタンニン系の赤色系色素が
    含まれてるので、普通に精米しちゃうと、
    白米になっちゃうんだそうです。

    「枕草子」にも第227段『八月つごもり』で、

    八月つごもり、太秦に詣づとて見れば、
    穂にいでたる田を人いと多く見さわぐは、稲刈るなりけり。
    早苗取りしかいつのまに、まことにさいつころ賀茂へ詣づとて見しが、
    あはれにもなりにけるかな。
    これは男どもの、いと赤き稲の本ぞ青きを持たりて刈る。
    何にかあらむして本を切るさまぞ、やすげに、せまほしげに見ゆるや。
    いかでさすらむ、穂をうち敷きて並みをるも、をかし。
    庵のさまなど。

    なんて風に登場するそうで。

    それはともかく、赤米が実ってるところなんて、
    初めて見たなぁ、というお話なのでした。(笑)

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    Filed under: ニュース
    2004/08/24 9:23 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • hi_bana Says:

    こんばんは、hi_banaです。

    赤米じゃないけど、一昨年だったかな、山村礼子さんのレイコら村で収穫された黒米を購入して、白米に混ぜて食べたんですけど、赤飯みたいになって(黒なのに赤っぽくなるんですね)もちもちしておいしかったですよ。

    赤米はどんな味、食感なんでしょうね。

    では、退散。

  • MacBS Says:

    hi_banaさん、コメントありがとうございます。

    赤米は白米と比べて、粘り気が少なく、ややパサパサした感じのようです。
    また、冷めると極端に味が落ちるので、炊きたてを食べたほうが良いとのこと。

    米のルーツというだけあって、野性味あふれる味なんでしょうね~。
    近くの野菜直売所で売ってたら、買ってみようかな。